「ICTの人」は何をしたいのか。鏡を見てかんがえる。

‪こんにちは。今日は神奈川は嵐です。

みなさんはいかがお過ごしでしょう。

お仕事に向かわれた方お疲れ様です。どうかお気をつけて。 


さて、今、本当に私が知りたくて、調べたり聞き取りをしていることがあります。

それは、オンライン会議アプリの使い方ではなく、YouTubeのための動画編集でもありません。


Twitterに呟くこともしたことがない、スマホも電話とLINEくらいしか使っていなかった多くの先生方と保護者は今なにをされているのかです。‬

今、巷(ICT村の)では、オンラインフィーバーです。

若い人の間ではオンライン飲み会のために、コンビニのお酒売り場が品薄です。


オンラインで配信やるぞと張り切ってるICT大好きクラスターの皆様は、学校や自治体のルールや設定にご苦労なさっているでしょう。

この機になんとかしてやろうと思ってる先生もおられるかもしれません。

しかし、必ずこれを考えてほしい。


条例などで決められたものを緊急事態だからといって、無視していいか?‬と言ったらそれは違います。‪

今まで禁止されてきたセキュリティを開けることは、緊急事態だから、お金がないので、他人からお金を奪い取っていい、緊急なら頼まれてもいないのに、人の家の鍵をこじ開けていいとなる可能性があります。


‪「ICTは手段である」というのは、使う人に左右されるということです。

使い手側だけではないのです。受け手側の気持ちを考えてほしい。そして今突然脚光を浴びたICTをあまりよく思っていなかった人たちが何故そうだったか、推進派は少し自分を客観的に見るといいと思います。


長く学校にも出入りし、委員会だけでなく、他の行政もうろうろし、そして3人の子供を一人で育ててきた保護者として、一般論を言えば、ICTに夢中になっている人たちの多くが、付き合いづらい、怖い顔の、なんだか偉そうな、上から目線の、オタクの人に見られてるんです。

一人で苦労されていたかも知れません。でも手伝える気がしないから手を出せなかった仲間がいたかも知れないと考えてほしいのです。周りを緩やかに巻き込むことをせず、自分だけが楽しく突き詰めて、一部の仲間だけで分かり合っていませんでしたか?


ICTクラスターでは有名でカッコいい人も、そうでない人から見ればキモイかもしれません。そして、理解不能でいつも怒ってるみたいにも見えるかもしれません。

これまでずっとそんな感じだった人間関係も、この進まなさの元凶です。

ICT推進派は、少数派なのです。マイノリティなのです。一般の人は誰もその人を知りません。そのマイノリティのファンクラブで一体なにが動かせるでしょう。

ジャニーズくらいになれば、ファンでなくても呼びかけたら何かを動かせるかもしれませんが。


でも、今、国はその技術に助けを求めています。


私自身もICTオタクです。引きこもり万歳です。このテレワーク状態をもう長くやってるし、そもそも全然平気です。長時間画面見るのもなんとも無いです。でも逆に、私が今すぐ外に出て、海に行き、スマホは置いて、ボランティアでゴミを拾い、仲間とバーベキューをしたり、水着を着てビーチバレーをしたりして、ビールで乾杯しろ、日焼けして音楽かけておどりまくれ、インスタにそれを上げろと言われたらきっと死ぬほど苦痛です。


訪問先のICT担当の方の中に、時々そんな先生を見かけます。ご本人は必死でやっています。機器の管理も完璧!でも、周りの先生は誰も触りません。本人は気付いてないけど、触らせてもらえる感じがしません。そう見えてるんです。話せば愚痴と他の先生へのやらないことへの文句ばかり。

だから今本当は一歩を踏み出したくても、なんかその怖い人と一緒には、やりたくないなと思われてるかもしれません。

あなたが、やらない人を否定しているよりも、あなたを否定している人の方が現状何十倍も多いということを今一度認識してやるべきではないでしょうか。


‬今この機になんでもありだ!!と、無闇に全開放すれば、慣れた人だけでなく、抑圧されていた、「やりたい人」の実験場になり、「やってみた」の名の下に個人情報の漏洩、著作権の大規模な侵害などが起こります。(これに関する記事はもっと慎重に調べたり、あらゆる資料を読んでほしいです。単なる無料じゃないです)

そして、品質の低い、相手のことを無視したメッセージや動画や、資料が、山ほど保護者に送られます。子供は自分で受けられないと、すべて保護者が負担します。お母さんのスマホは1個しかありません。ふつうは。ただでさえ、休みになってしまった子供の世話で収入も減って、自分の時間もなくなった人が多いのです。


以前ホームページを見直すという話をしたのも、これまであったものを機能させることが重要であるからです。物理的な無理も少なく、配信される側に選択の余地があります。


オンラインブームで、サービスする側のサーバーがパンクしたりしてます。

Twitterで「バルス」やったらサーバー落ちるのを知ってるはずのICTクラスターは、なぜそれを想像しないのかにちょっと驚きます。

私も一日中zoom開けてる時ありましたが、申し訳ないけど私は元からテレワーク人間で、zoomはもう2年以上前から友達とも繋げてます。既存ユーザーなのですが、逆にあまり使わないようにしました。


プリントも慌てて配らなくていいけれど、今本来ならなにをしていればいいのかな?という道標をあげたかったから、時間割や年間カリキュラムを公開したら?と言ったのです。(前のブログ参照)家庭同士は意外と繋がって情報やり取りしています。みんな寂しいし暇だし、困っていますから。

そこにじっとしてるわけじゃないんです。

‪そして、‪今最も求められているのは、交渉力であることを理解してほしい。‬

もしもこれまでのルールを特例として変えたいなら、困って焦っている、多忙な役所の隙をつくのではなく、いつ、これをやりたい。そのためにはここが問題で、こうすればできる。リスクはこれとこれ、メリットはここ、と絵を書いて説明してほしいのです。


‪国語で情緒的な読み深めだけではなく、契約書などを読み解く「論理国語」が重要視されるのは、そういうところにもあるのだと感じています。スピード解決には、恐れを取り除く説明力が不可欠です。‬ ‬

そして、「やってみた」は個人でやるからやってみたで済むのです。せーのでやれるわけのない、GIGAスクールはもうすでに倒れる人が出ています。言うは易し行うは難し。アカウント発行だけのために毎日通勤を余儀なくされてる支援員さんもいます。それも何種類も。なぜ一人に7つもアカウント作らなきゃならないような導入するんでしょう…呆れます。こういうことをわかって設計しないなら、最悪の状況ができそうです。


「整備がされれば使うだろう」も絶対違うと思っています。これまでだって使えなかったじゃないですか。なんで使わないか。ICT使うぞーって言う人たちは、極端に言うと全体の1%くらいだから。そして嫌われてるからです。感謝の言葉はかけられてるかも知れません。でも意味のわからない言葉で強く勧められたり、説明されても嫌いなものは嫌い。忙しくて時間のない人はますますです。


私だってこんなコロナで全部がストップしなければ、いまだに会社も起こさず、会計の仕方もわからずにいたでしょう。

この時間のおかげで何十年も嫌いだった行政手続きや、確定申告がすっきりわかってしまいました!もう怖く無い!

会計ソフトは自分で作ろう!くらいの勢いです。なぜなら時間ができたから。

忙しい人は新しい、しかも、苦手なことはできません。絶対に。


だから、推進派のみなさん、この時間ができたことを違う意味でチャンスにしてほしいです。自分だけが、仲間と仕事を変えるつもりもないのに、他の誰もたどり着きたくも無い高みに上がることに夢中になるのではなく、どうしたら、学校が緩やかに足を前に出せるか、ICTにそっと触れてみる気持ちになるか、おやすみで困っている保護者は何を求めているか。

私はICT支援員としてそこに努力したい。


塾と学校はちがいます。塾のできるこは塾に任せて、ユーチューバーにできることもユーチューバーに任せませんか。

先生には学校には、そこにしかできないことがあるんだと思います。


先生しか知らないことがすごくたくさんあるはずなのですから。

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【もう見えない悪者を作るのはやめよう「誰が」を明らかにすることを恐れるな】

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