ICT支援員の必要性を話して欲しいというご相談が今とても多いのです。
しかしこの依頼が多いのはきっと「なぜ必要なのか」を説得できずにいるからでしょう。
ICT支援員のスキルは、単純にICTの操作スキルではありません。これからの社会でどこにでも必要になるスキルです。
弊社が提唱する【ICT支援員の心得】をご覧になってください。
このマインドと学校理解とICTスキルが揃って、はじめてICT支援員として機能することができます。これが【ICT支援のスキルセット】です。
誰でも今すぐできる仕事じゃないんです。ここが根本的に間違っているのです。
事前のすり合わせもなく、十分な研修も装備もなく、低賃金で丸腰で、頭数だけ合わせて、機械のように、いつからいつまで何回訪問できないと契約違反だから誰でもいいので埋めろなんて、そもそもおかしいのです。それが機械でも事前のメンテナンス、動作テスト、日常的な保守がなければ事故につながりますからそこにも人手がいるのです。人が動けば時間とお金がかかります。
ましてや「生きた人間」です。
人間はわからないと不安になります。不安を感じると身を守るために硬くなり、動きや決断は鈍くなり、時には攻撃的になってしまいます。
ICT支援員が本来の「支援」の仕事をするためには、管理側も、支援員さんにも、安心と安定から生まれる「穏やかさ(Calmness)と冷静さ(Coolness)」が必須です。
合同会社かんがえるを起こした時このスキルセットは今後生きていく大切な要素になると思いました。
社会に復帰したい主婦の方や新卒の方、リタイヤして第二の人生の方、学生さん、子どもだってどんな方でも「成長したい!学びたい!相手を幸せにしたい!」と願うならこの仕事に相応しい人材だと思います。年齢でも属性でもなくマインドセットで決まります。
ICT支援のスキルは学校だけの仕事ではなく、将来的にどこでも必要な仕事というより、誰にでも必要な知識と考え方になると思っています。
ICTがバリバリできても誰にもそのスキルを提供できないのでは役にも立ちません。
悪いことに使ったり、SNSで人を貶めたりする人では迷惑にしかなりません。
AI以前にパワーを増幅するものは全てにおいて使い方でその価値が決まります。
【ICT✖️支援】これは絶対これからの世界に必要な先進的な仕事です。もっとこの仕事を確立して、学校で子どもたちにもICTで他人を支援するスキルを育む授業がしたいくらいの気持ちです。
子供達に向けてICT支援のスキルセットを体験していただきたい。活動の中で自分のためだけに使うのではICTの【C】が欠けていると思いませんか?Cはconversationでもありますし、collaborationでもありますが、careやcooperationもCです。confidentやcure、さまざまなCを含んでいるのが「ICT支援員」の仕事です。
培ったスキルを誰かのために、社会のために、世界のために活用できて初めて「ICT」なのだと思います。
先生方に安心してお仕事に取り組んでいただくために、我々は働きます。
先生の仕事に口出しをしたり、教員でなくてはいけない仕事まで肩代わりしたり、邪魔をする仕事ではありません。
先生方に自信を持って教育に取り組んでいただくためにその足もとを整えたり、手すりになったり、時には辛い気持ちを黙ってお聞きすることもできると思います。下働きではありません。先生がやらなくて良いICT仕事を承りたい。時には一緒に歩きながらアイデアを提供したい。滞っている学校内の情報の流れを作りたいのです。
どこへでも行って何度でもお話ししたいと思っています。
ぜひ今なら文科省のアドバイザー事業をご利用いただければと思います。
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